※2022年8月 記事をブラッシュアップしました
ご訪問ありがとうございます。
tanizouです。
今回は私がガンプラ制作で使用している道具をご紹介します。
決して高い道具を使用しているわけではありません。
皆さんのガンプラ制作の参考になればと思います。
基本工作に使う道具
ニッパー
これがないと始まりません
通常のニッパーと、薄刃ニッパーを使い分けています。
特に、薄刃ニッパーは、私のガンプラ制作の精度を、一気にレベルアップしてくれました
ニッパーのレビューなどはこちら

最近はaurochsの片刃ニッパーをゲート処理に使っています
タミヤの薄刃ニッパーと同じような値段で片刃ニッパーが使えちゃいますよ!
安いですが、その性能には文句どころか大満足しています
デザインナイフ
これもガンプラ制作に欠かせない道具です。
ニッパーによる二度切り後のゲート処理に使用します。
デザインナイフのレビューはこちら

耐水ペーパー
600番と1000番を使用しています。最近では400番を使うようになりました。
タミヤ製のものは高くて買えません…ということで、ホームセンターで購入しています。
A4サイズ 10枚組で 500円ぐらいです。
自作のヤスリスティック
ペーパーはそのままでは使いにくいので、自作のヤスリスティックに貼り付ける形で使っています。
作り方は下記を参照してください

カッターナイフ
100均で購入。耐水ペーパーをカットするのに使っています。
ペーパーをカットするとすぐに切れ味が落ちるので、ガンプラ制作専用に用意しました。
鉄ヤスリ各種
・ガッツリ広い面を削りたい用
・細かな面をしっかり削りたい用
・あんまり削れないけど整えたい用
と3種揃っています。最初はペーパー+当て木で十分ですが、必要に応じて買い揃えました
マイクロセラブレード
セラミックの刃でパーツ表面を「カンナ掛け」します。パーティングライン消しや、合わせ目処理に大活躍です
デザインナイフでも同じことができますが、マイクロセラブレードのほうが明らかに使い勝手がイイです
マイクロセラブレードのレビューはこちら

超硬スクレーパー
より広い面を鉋掛けすることもできますし、奥まった場所のカンナがけにも便利です
つや消しトップコート
クレオスのMrトップコートが有名ですが、私は使い勝手や経済性の面から違うトップコートを使用しています
私が使っているトップコートのレビューはこちら

メラミンスポンジ
所謂、「激落ちくん」です。
100均でキューブ上にカットされたものが便利ですが、100均のものは品質が悪くすぐボロボロになります。ちょっぴり高くても、まともなメーカー品を使いましょう。
ヤスリ跡を消したり、墨入れのはみだしを消したり、何かと便利すぎます。
メラミンスポンジの使い方などはこちら

歯ブラシ
削りカスを落とすのに使用しています。
使い古しでOKです
セメント(接着材)
プラスチックの接着にはコレです。合わせ目消しや白化のリカバリーに使います。私はオレンジの香りがするリモネン系の流し込みタイプが大好きです。特に合わせ目けしの際、通常のセメントと比較しプラが溶ける時間、乾燥する時間が明らかに早く感じます。
セメントのレビューなどはこちら
※2022年クレオスのレモネン系流し込みセメントは販売終了しているみたいです。現在はタミヤ製のものを使用していますが、使用感は全く変わりません。

瞬間接着剤
関節補強に、折れたアンテナの修復に大活躍しています。
100均で買えるもので十分です。
模型用セメダイン
メタルパーツでディティールアップすることが多くなったので購入しました。
瞬間接着ではありませんが、ゼリー状で使いやすく、何より乾いた後も無色透明なので無塗装派の私は重宝しています。
カッターマット
もともと100均のカッターマットを使用していたのですが、やっぱり手狭なので大きいものに買い替えました。
刃物系と言えば、やっぱりオルファでしょ!ということでオルファ製のカッターマットを使用しています。
スミイレに使う道具
スミ入れ用マーカー
なんだかんだで、スミ入れにはマーカーが便利です
クレオスのガンダムマーカーのスミ入れペンもいいのですが、それよりも細いペン先なので、より繊細なスミ入れができます。
クレオスのスミ入れペンのレビューなどはこちら

スミ入れ塗料
最近はガンダムマーカではなく墨入れ用の塗料を使用しています。
エナメル系なのでパーツ破損の危険性がありますので、ガンダムマーカーのように気軽にスミ入れできませんが、その仕上がりは非常にきれいなもので気に入っています。
色も豊富で、様々な成型色に対応できます
僕は、ブラック/ダークグレー/ライトグレーを使い分けています
エナメル溶剤
スミ入れ塗料でスミ入れしたあとの拭き取りに必須です
ジッポーオイルでも代用できますよー
つまようじ
スミ入れや部分塗装時のはみ出しを修正したり、瞬着を点付けするのに使ったり、持ち手に使ったり等、用途は多彩です。
特にきれいな墨入れをするためのはみ出しの修正には欠かせませんし、スジ彫り追加した際のバリ取りにも使えます。
ほんといくら合っても足りない!
ケガキ針
モールドの彫り直しに使用しています。
無塗装 においては、墨入れの重要性が高くなります。
きっちり墨入れするために、欠かせない道具です。
ケガキ針のレビューはこちら

ラインチゼル
ケガキ針同様、モールドの掘り直しなどに使用しています。
ケガキ針に比べ多少のテクニックを要しますが、よりシャープで綺麗な溝を掘ることができます。
また替刃を交換することにより、多彩なサイズで彫ることができます
僕が主に利用しているサイズは、0.1/0.15/0.2/0.3/0.5です
ラインチゼルのレビューはこちら

筋彫り用ガイドテープ
新規モールドを掘るために開発されたガイドテープです。粘着面月の極薄のプラ板といった感じです
曲面にも貼れますが、その素材の方故、密着度はいまいちです。平面にこそ力を発揮するガイドテープです
ニチバン クリアラインテープ3mm
スジ彫り用ガイドテープの欠点である、「素材の固さゆえに起こる曲面・角への貼りにくさ」を解消してくれる商品です。
ビニールテープより丈夫且つ、厚みがあり、マスキングテープのように貼って剥がせます。
その素材から、曲面や角にも密着して貼り付けることができます。ジオン系等の曲面が多いキットのスジ彫りには欠かせません。
ドライブラシ、パステルによるエッジ強調、部分塗装に使う道具
筆各種
部分塗装用に、面相筆と平筆を。パステルシャドウやドライブラシ用に平筆を用意しています。
水性塗料各種
部分塗装には水性塗料を利用しています
隠蔽力の高いアクリジョンのベースカラーを下地に塗って、水性ホビーカラーを重ね塗りしています
ベースカラーのおかげで、成型色の影響を受けず、キレイに筆塗りができます
匂いもほぼないので、リビングでの塗装もできちゃいます
アサヒペン カラーパレット 水性マーカー
いろいろ試したのですが、Tanizou的には濃色パーツへのドライブラシに最適な塗料だと思っています。
もちろん、一般的に言われているエナメル塗料がベストなのでしょうけど、匂いや取り扱いのしやすさの点から、初心者の方にはこちらをおすすめします。
ヌーベルカレーのパステル
パステルによるエッジ強調に使用します。パステルによるエッジ強調を行うことで、安定したヤフオク販売が可能になりました。
そう言った意味では、私のガンプラ制作に革命をもたらした道具の一つになります。
因みに、100均のパステルは代用できません。なぜわかりませんが、エッジにパステルが全く乗りません…
パステルによるエッジ強調のやり方はこちら

綿棒
主に、スミ入れ塗料の拭き取りや、水転写デカールの圧着に使用します。
通常の綿棒ではなく、赤ちゃん用の細い綿棒が使いやすいです。
マスキングテープ
部分塗装時の塗り分けに使っています。
細い方が、色々使いやすいので、6㎜の物を使っています。
タミヤ製のものじゃなくて、ホームセンターで売っているものでも問題ないですよ!
改造・改修に使う道具
ピンバイス・ドリルセット
タミヤ製のものを使っています。
百均でも買えなくはないですが、使い勝手も仕上がりも格段に違います。
多少値は張りますが、絶対にホンモノを買いましょう。
ドリルセットは極細セットとベーシックセットの2つをそろえると、色々捗ります
インセクトピン
メタルパーツの代用品として使っています。針の部分をカットして頭の丸い部分だけ使います
私が使用しているインセクトピンはサイズも豊富なので、いろんなスケールに対応できるのがポイントです
ICソケット丸ピン
もともと電子部品なのですが、その精密さからメタルパーツの代用品として使えます。
丸モールドの代わりに埋め込んだり、バーニアノズルのそこに埋め込んだり、アポジモーターの代わりにしたりと、用途は多彩です
Hアイズ
ジオン系のモノアイをディティールアップするのに使用します。サイズがいろいろありますが、1/144であれば「3」を買えば間違いありません。ピンク・グリーンのほか無色透明もあります。
Hアイズを使ったモノアイの改造のやり方はこちら

ラピーテープ
Hアイズの裏に張り付けて、キラキラ感を強調したり、センサー部に張り付けたり、パイプに巻き付けたりとアイデア次第でいろいろ使用できます。
その他いろいろ
クリップ、洗濯バサミ
合わせ目消しや細かいパーツの持ち手に使っています。全て100均で購入しています。
合わせ目くん(自作ツール)
合わせ目けしの際パーツを圧着させるための道具を作りました。
詳しい作り方や作り方は下記のリンクをご参照下さい

こうして並べるとかなり多くの道具が必要だと思われるかもしれませんが、すべて「必要に応じて」そろえればいいものばかりです。
ガンプラ製作への「ハマリ度」別に買い揃えるべき道具をまとめましたので参考にしてみて下さい。
https://gumpla-auction.com/necessary3item/
また、私が実際に買い足していったタイミングを、その時の思いとともに時系列でまとめてみましたので、併せてご参照ください

長文ご覧いただきありがとうございました
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