★2022年8 内容をブラッシュアップいたしました
ご訪問ありがとうございます
tanizouです。
今回は、ヤフオクで売るためのガンプラ制作に欠かせない、
基本的なテクニックのご紹介として「白化しないゲート処理」をお届けいたします
濃色のパーツを切断する際、ゲート跡が白く残ったことはありませんか?アレを「パーツの白化」と呼びます
全塗装する場合は、あまり気にする必要は無いのですが、無塗装派の私にとっては、ガンプラ制作における最大の敵と言えます。
でも、今回お届するテクニックを実践すれば、白化の危険性は限りなく低くなります。
大前提として、基本は「少しずつ」
みなさん、いきなりパーツの根元から切断していませんか?
そんなことすると、間違いなく白化します!
そんなことすると、間違いなく白化します!
ランナーからパーツを切り離すとき、ゲート跡を処理するときは、
「面倒くさいし、時間がかかるので一気にやってしまおう」
という気持ちを捨ててください。
根元から切断したり、分厚く削ったりすると、その分パーツへの負荷がかかり白化の危険性が高まります。
白化すると、リカバリーするために工数が増えるので、結果的に時間がかかってしまいます
根元から切断したり、分厚く削ったりすると、その分パーツへの負荷がかかり白化の危険性が高まります。
白化すると、リカバリーするために工数が増えるので、結果的に時間がかかってしまいます
まさに「急がばまわれ」です
白化させずにランナー切断するための3つのテクニック
ランナーからパーツをを切りはなす際は、ニッパーを使用するのが一般的です
ガンプラのパーツは、通常3~4本のゲートによって支えられています。
白化させないためには、ゲートを切る順番と、ゲートを切る位置が重要です
1.切断する順番は細いゲートから
ゲートは、細いゲート⇒太いゲートの順番に切断しましょう。
細いゲートは、パーツの重量を支え切れず、もげる可能性があります。
ゲートがパーツからもげてしまうと、十中八九、白化します
2.ゲートを切断する位置
ゲートの切断の基本は「2度切り」です。
いきなり根元から切断するのではなく、少しゲートを残して切断してください
使用するニッパーにもよりますが、2~3mmほど残すといいでしょう。
切れ味の悪いニッパーの場合は、念のため5mmほど残すと良いと思います。

私はこの程度ゲートを残します。参考にしてくださいませ
また、通常ゲートは長方形の形をしています。
ここで、いきなりゲートの根元から切断すると、白化の可能性が高まります
必ず、数回に分けて、少しずつゲートを短くしてください。
この時、切れ味のよい薄刃ニッパーを使用している場合は、
ニッパーを使用しゲートを短くすると、時間短縮につながります。
私が使用している薄刃ニッパーはこちらです
リンク

二度切り後の状態です。まだちょこっとだけゲートが残っています
二度切りと行ってますが、2回の必要はないです。薄く何度もゲートを切ったほうが安全です

今回私が2度切りしたときのゲートのクズです
都合4度ニッパーを使ってゲートを短くしています
都合4度ニッパーを使ってゲートを短くしています
アートナイフを使ってゲートを更に短くする
ニッパーである程度ゲートを短くできたら、今度はアートナイフを使ってさらにゲート処理を進めます
場合によっては、ここからヤスリをアテ始めてもいいかもしれません
アートナイフを使ったゲート処理の注意点ですが
長方形のゲートの短辺から刃を入れるようにすると、
刃にかかる抵抗が小さくなりますので、小さな力でゲートを削ることができます(下図参照)
結果的に、パーツにかかかる圧力が小さくなり、白化を防ぎます
そして、ここでも薄く何度もゲートを削っていきます

ゲート処理した後のクズです。非常に薄く小さな破片がアートナイフにくっついているかと思います
これくらい何度も何度も薄くゲートを削っていくのです
これくらい何度も何度も薄くゲートを削っていくのです

その結果、ここまでゲートがなくなりました。
でも、まだゲート跡が目立ちますね…
でも、まだゲート跡が目立ちますね…
ペーパーで整える
まだうっすら残ったゲートを、ペーパーを使って完全に消します
600番のペーパーを使い、あらかたきれいになったら、1000番野ペーパーを使って、ヤスリ後を目立たなくさせます。

ほとんどゲートが目立たなくなりました
色が濃くなっているのは、射出成形上どうしても出ちゃうみたいなので、気にしないようにしましょう
色が濃くなっているのは、射出成形上どうしても出ちゃうみたいなので、気にしないようにしましょう
この時点で、まだヤスリ跡が目立ちますね…
最後にメラミンスポンジで磨いてみましょう!
最後にメラミンスポンジで磨いてみましょう!

ほら!超キレイ!超キレイにゲート処理ができました!
いかがでしょうか?
めんどくさがらずに、数回に分けて丁寧におこなうことで、白化せずにゲートを処理する事ができます。
万が一白化してしまったら…
あきらめないで下記のリンクをご確認ください
リカバリーする方法があります
https://gumpla-auction.com/howto-hakuka/
長文、お読み頂きありがとうございました。
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コメント
二十年ぶりくらいにプラモ熱が入り、参考にブログを拝見させていただいております
ゲート処理が苦手で苦戦しております。
切断→仮組み・確認→分解→二度切りという手順でゲート処理をした方がやはり良いのでしょうか。仮組みにあまり良い思い出がなくて…。
二十年ぶり素人様
コメントありがとうございます
ご返事遅くなり申し訳ありません
私は基本仮組をしません。仮組をやるほうが時間がかかってしまうからです…ですので基本的にすべてのゲートはきれいに処理します。
いつも拝見させていただいています。
いつもやすりでやると必ず角が丸くなってしまうのでゲートをギリギリまでタミヤのニッパーで切って、ゲートの大きさにあわせてカットしたセロテープを貼ってその上からやすり掛けしてますwww
それなりにきれいになって失敗も少ないのですが、それだと時間がかかるので一発切りで終わらせるパーツもあります。タミヤのニッパーで切れば白化が少ないので重宝します。今はメラミンスポンジで磨いてますが汚しもやってみたいのでこのサイトを参考にさせてもらいます。