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tanizouです
本日は、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」より「1/100 フルメカニクス ガンダムバエル」の製作・完成品レビューをお届けします。
これは、いつも製作代行をいただいている常連の方からのプレゼントです。初めてのフルメカニクスの製作でちょっと興奮気味です
- 1/100 ガンダムバエルの胴体フレームの製作
- 1/100 ガンダムバエルの腰フレームの製作
- 1/100 ガンダムバエルの頭部フレームの製作
- 1/100 ガンダムバエルの脚フレームの製作
- 1/100 ガンダムバエルの腕フレーム製作
- 1/100 ガンダムバエルの胴外装パーツの製作
- 1/100 ガンダムバエルのサーベルラックの製作
- 1/100 ガンダムバエルの頭部外装パーツの製作
- 1/100 ガンダムバエルの脚外装パーツの製作
- 1/100 ガンダムバエルの腕外装パーツの製作
- 1/100 ガンダムバエルのバックパック製作
- 1/100 ガンダムバエルの全身をぐるりと
- 1/100 ガンダムバエルの部分アップ
- 1/100 ガンダムバエルのポージング&可動範囲
1/100 ガンダムバエルの胴体フレームの製作
フルメカニクスはフレームの製作⇒外装取り付けという順番で作っていきます。
HGでは、たった5パーツ(ポリキャップ入れても7パーツ)だった胴体部分のフレームですが、このパーツ量です!
気合の入り方が段違いですね。
逆に言うと、HGはあの少ないパーツ数で、よく再現できたなと感心します。
基本的に難しい部分はありませんが、細かいパーツが多く、その細かいパーツにパーティングラインがあったりしますので、なかなか面倒な作業が続きます
肩から飛び出た2つのジョイントは、肩のフレームをつなぐパーツです。この辺りはHGと大きく構造が違いますね
1/100 ガンダムバエルの腰フレームの製作
胴体とは打って変わって、シンプルなパーツ構成。
ちなみにフレームの各所に金色のシールを貼るようになっているのですが、今回はすべて無視します
理由は…きれいに晴れないからです。曲面や多面にもシールを貼る必要があるのですが、確実に汚くなります。だったら最初から貼らなければいいやという判断です。
部分塗装?それは言わないで下さい…
リアスカートにフレームがあるのだから、フロントスカートにもフレームつければいいのに…と思うのは私だけでしょうか
1/100 ガンダムバエルの頭部フレームの製作
以外にシンプルなパーツ構成、ツインアイはパーツによる塗り分けです。この辺はさすが1/100だなと感じます
おでこのブレードアンテナにあたる部分は、外装を取り付ける際に取り外します。フレーム状態で飾るときにだけ必要なパーツなのです
1/100 ガンダムバエルの脚フレームの製作
さすがにHGと比較すると、その重厚さといいディティールの細かさと言い、段違いですね。
膝の可動部分にあたる8の字状のパーツですが、ギザギザのディティール(なんて表現すればいいのかわかりません…)の上にパーティングラインが走っています。うっかりヤスリで削るとディティールを殺してしまうことになります。
デザインナイフや、マイクロセラブレードなどで少しづつ処理したほうがいいかもしれません
フレーム状態でも脚長さんですね。さらにここからハイヒールを履くわけですから、相当足が長くなると思われます
1/100 ガンダムバエルの腕フレーム製作
ひじの関節部分も、ギザギザディティールにパーティンぐラインのセットです。丁寧に処理しましょう。
なお、手首パーツは、写真の平手以外に武器の持ち手がついてきます
やっとこさフレーム状態の完成です。この時点で、鉄血系HGより多いパーツ数です。さすがフルメカニクスですね…
1/100 ガンダムバエルの胴外装パーツの製作
こちらが胸部の外装パーツ
そしてこちらが腰部分のフレームパーツです。
色分けはほんとばっちりですね。胸部の六角形のディティールも、パーツによる塗り分けですし、サイドアーマーの先端部分や、フロントスカートのダクト内もパーツによる塗り分けです。
もう、この時点でイケメンの予感しかしません。
1/100 ガンダムバエルのサーベルラックの製作
サーベルラックもなかなかのパーツ数
注意点が2つあります。実際にサーベルをマウントするパーツですが、がっつりパーティンぐラインが走っているので表面処理をしっかり行いましょう。
もう一つは、サーベルラックと本体をつなぐパーツの「薄さ」です。かなり小さく薄いパーツです。無理にはめようとしたり、動かそうとしたりすると、確実に「もげる」レベルの頼りなさです。細心の注意を払いましょう
なかなかのボリューム感です。シルバーでドライブラシかけてもいいですね。今回はやりませんが…
1/100 ガンダムバエルの頭部外装パーツの製作
はい。ここで残念なお知らせです。ブレードアンテナの先端部分がシールによる塗り分けになっています。
いや、できたでしょ。パーツによる塗り分け。やってくださいよ磐梯山!
もちろん、シールは張りません。部分塗装もしません。HGでもそうでしたが、先端が白くても違和感ないと思うからです。
決して面倒だからじゃないですよ!
1/100 ガンダムバエルの脚外装パーツの製作
外装パーツの構成自体はHGと大差ないですね。ここでも、ふくらはぎ部分の青い部分がシールによる塗り分けです…
もっと極端な脚長になって、異端なバランスになるかなと思ったのですが、以外にもすっきりと収まっています。
腕の長さが、HGよりも長くなっているのかな…?
1/100 ガンダムバエルの腕外装パーツの製作
ここでも残念なお知らせです。ショルダーアーマーの中心部分に合わせ目が出ます。HGではうまくデザインの中に溶け込ませていたのに…HGでできたことが1/100でできないとは…仕方ないので合わせ目けしを行います。
ちょっとあおり気味なので分かりにくいかもですが、HGバエルより圧倒的にかっこいいです。HGバエルはどうしても顔が大きく見えましたが、腕の長さやボリュームのバランスのせいか、明らかに小顔に見えて全体的にバランスの取れた体形になっています。
1/100 ガンダムバエルのバックパック製作
またまた残念なお知らせです。モナカ割りのオンパレードです…かなり目立つところに合わせ目がでますので、合わせ目けしが必要です。HGバエルは合わせ目ゼロだったのに…ちょっと納得がいきませんね…
ここからは完成品レビューです
基本工作のほか、全身のエッジをパステルで強調しています
1/100 ガンダムバエルの全身をぐるりと
本編では、マッキーの無計画さが仇になって」、まともな活躍をさせてもらえなかった機体ですが、そのデザインはやっぱり秀逸です。HGと比較して、若干頭部が小さくなったせいか、よりヒロイックな印象になります。
接地性も抜群で、さらにスリッパが大きいため立ち姿の安定感もあります。大きな背負いモノをしていますが、不安なく立たせることができるのも、このキットのポイントですね
1/100 ガンダムバエルの部分アップ
HGと比較し、細かなディティールが入っているため、密度感があります。色分けもほぼ完璧です。
肩のギャラルホルンマークと電源マークはパーツによる塗り分けなのですが、肩センターには合わせ目が出ます。
何か技術の発揮どころが違うんじゃね?と考えてしまいます。
ですが、各マークのパーツの「合い」が非常によく、変な隙間が空いたりしないところは、さすがバンダイだなと思います
一方、脚は合わせ目が全くでないパーツ構成である一方、塗り分けは残念な感じです。
特にふくらはぎ部の青い部分はシールによる塗り分けです。ここはパーツによる塗り分けをしてほしかった…
大型のスラスターの基部と、サーベルのマウント部分のアップです。HG同様、ぐりぐり稼働します
今回一番残念かつ大変だったスラスター部です。すべてのパーツがモナカ割りで、合わせ目処理したパーツを挟み込んで合わせ目処理することになります。世の中には「後はめ加工」というものがあるのですが、技術のないtanizouには縁遠い話です
1/100 ガンダムバエルのポージング&可動範囲
こんな感じでしたかね?初登場時のポージング。正直ワクワクしましたよ。「こいつどんな活躍するんだ?」って
まさか…あんな残念な扱いになるなんて…
ちなみに、アクションベースは初回限定版として付属していたものを使用しています
腰の回転、肩の引き出し、サーベルマウント部の可動範囲、すべてが優秀なため、このような抜刀ポーズもらくちんです
抜刀ができるんだから、斬撃も余裕綽々です。サーベルの保持もしっかりしているのでポージングに安定感が出ます
HGの箱絵っぽく。こうしてみると、一見HGなのか1/100なのかわかりませんね。鉄血系HGはホント出来が良かったですね
足回りは、若干フロントスカートに干渉する場面がありますが、相当広い可動範囲になっています
本日は以上になります
初のフルメカニクスということで、かなり期待していました。
その期待に応えてくれた部分と、そうではない部分が混在するなんとも評価のしにくいキットです。
評価できる部分は、フレームの作り込みですね。骨っぽいHGのフレームとは違い、兵器の内部フレームであることを十二分に感じさせてくれるその作りは、圧巻の一言です。正直フレームだけで飾ってもかっこいいです。
一方で残念な部分は、何度か出ていますが、肩とスラスターの合わせ目とシールによる塗り分けの多さです。
HGですら発生しなかった合わせ目が、まさか1/100にあるとは思いもしなっかたので、かなりショックが大きかったです。
また、シールによる塗り分けも、HGと同レベルなので、こちらも半端ない残念感を感じました。
とわ言え、もともとのデザインの良さと、1/100ならではボリュームにより、見栄えはすごくいいですね。
細かな部分が気にしなければ、十分お買い得な良キットだと思います
長文ご拝読ありがとうございました
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コメント
初めまして。
昨日このサイトを目にしまして、えっ?これ無塗装なの?と、完成品を見たらびっくりしました。
これはパステルシャドー、ドライブラシの効果からなのですか?
そこで気になった事がありコメントいれました。
今回のバエルの白や青といった色の全体を占める部分はどんな感じで仕上げてるのですか?
成形色そのままで何もせずにトップコート吹いてるのですか?
それとも、このサイトで言われていたメラミンスポンジで表面を処理してからトップコート吹いてますか?
自分は今はスミ入れ&部分塗装のほぼ素組みで作っています。
なかなか時間が無くて、、、
でも、こんな完成品見たら自分ももっと頑張ってやってみたいと思っちゃいました。
今色々とこのサイト見て勉強してます。
よかったら、色々と知識を分けて頂けたら嬉しいです。
蒼は碧様
コメントありがとうございます。そしてご返事遅くなり申し訳ありませんでした。
今回のバエルは、
組み立て完了後、艶消しトップコート⇒ドライブラシ&パステルシャドウ⇒艶消しトップコートの順番で仕上げています
ドライブラシ・パステルシャドウの前にトップコートを吹いているのは、パステル粉やドライブラシの塗料がキットのエッジに乗りやすいからです。
メラミンスポンジでの研磨ももちろん行っていますが、墨入れ時のはみ出し塗料の拭き取りついでに研磨しているレベルです
どちらかと言えば、トップコートを2回吹くことがポイントだと思っています
tanizou様、返信どうもありがとうございました。
じつは、自分は昔にエアブラシを購入して塗装を少ししていました。
合わせ目消しや後ハメ加工等、塗装も含めて色々とやり始めた頃に、環境の変化から塗装出来なくなり、仕事の忙しさもあったりとあまり模型製作をしなくなりました。
でも、また少しずつやり始めようと色々とサイトを見ていたら、こちらのサイトに出会い、製作意欲が出てきました。
ドライブラシもパステルシャドウもやったことがなかったので、これから挑戦していきたいと思っています。
またちょくちょくと遊びに来ますので、これからもお付き合い出来たら嬉しいです。
蒼は碧様
コメントありがとうございます
つたない文章ではありますが、今後ともよろしくお願いします!
はじめまして!
tanizou様のサイトを見て自分もやってみたいと思いガンプラ始めてみました!
見れば見るほど面白く、こんな方法があるのかと感心させられております。
まだまだ未熟者ですがこのサイトを参考にガンプラ作りを楽しんでいきたいと思います!
ナオ様
コメントありがとうございます
そして、返信遅くなり申し訳ありません
最近は製作レビューばかりで、製作テクニックや道具の紹介をほとんど行えていないません
できるだけ、ナオさんのような方のためになるような記事投稿を行ってまいります
今後ともよろしくお願いします