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tanizouです
本日は久々のMG、「機動戦士ガンダム」より「グフ ver1.0」の製作レビューをお届けします。
よくもまぁ、こんな古いキット作ろうと思ったな、とお思いでしょうが、
わたくしの上司から、「これをヤフオクで売って飲み代の足しにしなさい」と業務命令が下ったのです。
で、渡されたのが、ご自宅に10年以上しまいっぱなしだったグフver1.0だったわけです。
ということで、チームみんなの飲み代のために、頑張って製作します
グフ ver1.0の胴体パーツ製作
あれ?以外にパーツ少ない?と思ったあなたは、甘ちゃんです!MGのジオン系MSは、パイプが1個ずつばらばらになっているのです!。しかもこの古いキットは、パイプパーツのゲートが太い!合計34個の小さなパーツを、しこしこゲート処理することになります。
まさに苦行!悟り開くためにはもってこいのキットですね。
太めの竹串などにパーツを差し込みながら作業すると、効率よくゲート処理できますが、それでも2時間以上かかりました…
そして、こちらが腰パーツ。いたってシンプル名キット構成。優しさすら感じさせます。
フロントスカートは1パーツ構成です。独立稼働しませんが、股間のパーツごと前後に稼働する、かなり思い切った構造になっています。
あれ?動力パイプは?そんなもん後回しです!
ランドセルを作らないと動力パイプを固定できないんで、後ほど製作します
グフ ver1.0のランドセルの製作
意外に多いパーツ数…
二つの大きなバーニアは、その淵を薄く削り、見た目よくしようと思います
そして、これが苦行の成果です!
カーブの部分とまっすぐの部分ではパイプパーツの形状が違うので、注意が必要です。
いや~しんどかった…
もう、動力パイプは作りたくないっす
グフ ver1.0の頭部パーツ製作
いや、知っていたんですけどね。頭にも動力パイプがあることぐらい。
左右11個づつ、合計22個のパーツを涙目でゲート処理します
なお、グフ ver2.0のような、「首の動きに連動するモノアイ」みたいなギミックはありません。
モノアイは、後ほどHアイズに差し替える予定です
いや~、がんばった!がんばったよ、俺!
もう、動力パイプはないよね?
これがザクだったら、脚にも動力パイプがあるんですよね~
考えただけでも恐ろしい
頭の形状は、比較的小型で、全体的に精悍な印象を受けます。
左右には動きますが、上下には全く稼働しません
グフ ver1.0の脚パーツ製作
まずは足から製作します
これも、比較的簡単なパーツ構成です。RGみたいにつま先が稼働するわけでもありません。
そして脚パーツです。脛パーツが特徴的ですね。ひざから下は合わせ目が出ないようになっていますが、太もものわきに合わせ目が出ますので、段落ちモールド化します。
相変わらずブレブレで申し訳ないです。以外にすらっとした脚長体系です。
グフ ver1.0の腕パーツ製作
こちらは左手のパーツ群です。
何がすごいって、フィンガーバルカンを含むすべての指パーツが「ポリ素材」なのです。
ポリキャップと同じ素材なので、白化の心配はありませんが、ゲート処理しにくいわ、パーティングライン削れないわで大変です…ガンプラって、ほんと進化しているんですね
さらに、ショルダーアーマーも完全なモナカ割です。合わせ目けしを施しますが、スパイクの先端にある合わせ目は、パテなどで埋めないと消せないほどの溝があります。
前腕部も合わせ目がありますが、これは段落ちモールド化します
はい。これで完成ですね!
と言いたいところですが、地獄はまだ続きます
ヒートロッドが40個近くのパイプパーツで構成されているんです…
ああ…もうパイプのゲート処理は飽きたよ…
ここからは完成品レビューです
基本工作のほかに、パステルシャドウとメタルパーツの取り付け、モノアイのHアイズ化を施しています。
グフVer1.0 の全身をぐるりと
グフといえば、マッシブなイメージがありますが、全体的にスマートな印象。頭と体のバランスがいいですね。勝手な印象ですが、ジオン系のキットは頭がでかい印象があるので、このグフの体系は非常に私好みです
グフVer1.0 の部分アップ
頭部アップ。モノアイはHアイズ化しています。Hアイズはシルバーのラピーテープで裏打ちを施し輝度をあげています
胴体のアップ。全身に大小さまざまなメタルパーツを施しています。
なお、今回施した益照シャドウですが、いつもは黒一色なのですが、気まぐれにブラウンを少し混ぜながら施しています。ほんのり茶色くなっているのがわかりますかね?
因みに、メタルパーツの取り付け位置は、RGザクの丸モールドの位置を参考にしています。
肩の合わせ目はうまく消えたんじゃないかなと。腕周りはメタルパーツ取り付け過ぎましたね。ちょっとうるさいです
バーニアの淵を薄く削る加工は、最近のお気に入りです。これをするだけでリアル感(?)がぐっと上がる気がします。
そして、もう一つのお気に入りである、ソケットピンinバーニアもどこしています
グフVer1.0のポージング&可動範囲
わたくしの撮影ブースは1/144を想定して自作しましたので、MGではちょっと窮屈です。ポージングの幅も狭くなりがちですので、その辺ご了承ください
とにかく可動範囲が狭い!HGUCシリーズでももう少し可動範囲は広いんじゃないかと。
特に足回りは、開脚できない、膝曲がらない、足首左右に動かないの3重苦のおかげで、大きなポージングが取れないばかりか、接地性も悪いです。
肩もあまり上がりませんね。水平ちょい上ぐらいまでしか上がりません。
腰回りは、前後には動きますが、横には回転しません
う~ん。さすがに20年前のキットは厳しいですね…
ほんとは、切り下げる形の斬撃ポーズをとらしかったのですが、羽陽曲折を経て切り上げポーズになりました。
ヒートサーベルはダボ付きなのでしっかり保持することができます
ここ1年で一番まずいカットです…下半身の稼働範囲が狭いと、ほんとポージングがとらせにくいです
本日は以上になります
やはり古いキットだけあって、いろいろ粗が目立つ部分があります。目立つ合わせ目、狭い稼働範囲など、今のMGでは考えられないクオリティではありますが、その立ち姿のかっこよさは、さすが!と言わざるを得ません。
ブンドド向きではありませんが、立たせて飾る分には十分存在感を発揮することでしょう。
でも、MGのグフを買うなら、Ver2.0を買ったほうがよさげですね
長文ご拝読ありがとうございました
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