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Tanizouです
本日は、機動戦士ガンダムUCより「MGネモ UCデザートカラーVer」の製作と完成品レビューをお届けします
こちらはお客様からの製作代行品です。基本工作+スミ入れ+つや消しのみとなります。
こんなネモ、ユニコーンに出てたっけ…?と思って見返したら、出てました。ep4 :トリントン襲撃時に。180mmキャノンを輝き撃ちしてました。
いや〜、全く記憶に残ってないっす。トリントン襲撃のシーンは、「バイアランかっけー」「ジュアッグつえー」「緑ネモつえー」の印象しかなかったものですから…
そんな、控えめに過去作のオマージュを再現していたこのキットですが、180mmキャノン、付属していないんですよね。なぜかガンキャノン・ディテクターに付属しています。
ああ、あれか。両方買えよ、ってことですかね。全く商売がうまいですね。
胴体パーツの作成
こちらはフレームパーツです。MGガンダムver2.0なんかと比べると、非常に簡素で作りやすい構造です。
で、こちらが外装パーツ。超シンプルではありますが、コクピットハッチの開閉ギミックが装備されています
そして、さっくりと完成。脇の合わせ目は檀越モールド化されていますが、エッジがゆるいんでスミ入れしにくいです。きれいに墨入れするのであれば、彫り直しは必須です。
コクピットハッチもこのようにクパァします。パイロットの搭乗・降機時に足場となる面に滑り止めのモールドが刻まれているところなんかは、MGってすげーって思う部分ですね。
腰パーツの作成
残念なことに、股関節はボールジョイント接続です…10年以上前のキットなんで仕方ないんですけど、多分股関節周りの可動は死んでるんだろうなと。ちなみに股関節の軸を大きく前にスライドさせるギミックがついています。
こちらは外装パーツです。シンプルすぎてHGと見間違えかねません。唯一MGらしい部分は、ビームサーベルラックが上下にクパァするところでしょうか。
腰まで完成です。この時点で腰関節のゆるさが気になります。かなりやばい感じ。ボールジョイント✕2にした影響でしょうか。
頭部パーツの製作
前後挟み込みのモナカ割なので頭頂部周辺に合わせ目が出ます。バイザー内部は細かなモールドが入っていますので、ドライブラシなどでモールドを際立ててやると効果的かと思います
なぜだろう…なんでこんなにも情けない表情になるのか…多少でもうつむくことができれば、少しは力強さが出るんですが…残念ながら1mmたりとも顎を引くことができません。
脚パーツの製作
脚フレームは中々のボリュームですね。シリンダーが合計6本あります。特にネモは足首周りのフレームが剥き出し状態なので、こういう目立つギミックを部分塗装してやると非常に効果高いと思います。
また、ふくらはぎ裏の大型スラスターをハッチオープン(っていう表現でいいんですよね…?)させるためのギミックが仕込まれています
こちらが外装パーツです。ニワカな私は、足裏パーツが赤いことに狼狽しました。これが正しい配色なのかはっきりせず、ジャーマングレーに塗ってやろうか…とすら思ってました。
赤いんですね。ネモの足裏って。知らなかったです。
なお、アンクルガードの正面に合わせ目が出ます。まるでHGのような合わせ目です…
足まで完成です。こうやってアオリ気味に見ると、精悍さが2割増しぐらいになりますね。極端なヒロイック体型でもないので非常にバランスが取れていると思います
腕パーツの製作
腕パーツは一気にお見せします。合わせ目が出ないような配慮+シンプルなパーツ構成なので、見た目よりはさっくりと組めます。
マニュピレーターは可動手だけなので、武器の保持がちょっと心配です。
完成です。肩にボリュームがあるので、最初に感じた弱々しさがかなり低減していますね。
そして、ここからは完成品画像のご紹介です
全身をぐるりと
なんか最近手ブレの酷さが再発しています…
前述しましたように、腰関節のゆるさが原因で、どうしても反り返った立ち方になります。顎が引けたらいいのですが、それもままならないので…ちょっと立ち姿がかっこ悪いですね…
部分アップ
ボールジョイント✕2の腰関節のおかげで、他のパーツに干渉せずに腰を回転させることができます。
また、ライフルやスプレーガンはサイドアーマーにマウントすることが可能です
バックパックのバーニア内部はパーツによる色分けです。ビームサーベルラックは上下に開くギミック付きですが、保持はきっちりしています。ラックの上部側パーツが若干ぽろりしやすいのが玉に瑕です
腕肩周り。各モールドが非常に甘々なので、彫り直してからの墨入れをおすすめします
足回りです。色分けもバッチリできていますし、合わせ目は、アキレス腱部のフレームパーツを除けば、ほとんどでませんが、やはりモールド・ディテールは甘くなっています。
MGネモ UCデザートカラーVerには、特徴的なジム・ライフルが付属しています。合計10個のパーツを組み合わせることで3種類のライフルが再現できます
こんな感じです。各パーツのクリアランスがきつめ(特に弾倉パーツ)なので、塗装される方は注意が必要です
ポージング&可動範囲
予想通りというか、なんというか、やっぱり開脚はほとんどしません…この写真が限界です。なんとも情けないポージングを晒します。
武器の保持は以外にもきっちりかっちりしています。
ですが腕・肩周りは結構柔軟で、ビームサーベルの抜刀もできます。
下から切り上げたポーズを取らせたつもりんなんですが、全く様になりません。ポージングにおいて股関節の柔軟性が大事なんだなって改めて気付かされます。
本日は以上になります。
ほんと古いキットなので、そこらかしこに粗い部分はあります。それは仕方ないことです。しかしスタイルのバランスは本当にかっこいい!腰のフニャ付き具合は瞬着等で渋らせてあげれば良いので、特に大きな問題ではありません。ブンドド向きではない&プレバン限定で手に入りにくいことを除けば、組み立てやすく初心者にもおすすめできるキットです
長文お読みいただきありがとうございました
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