HGUC ケンプファー 製作・完成品レビュー

ガンプラ完成品レビュー

ご訪問ありがとうございます
Tanizouです

本日は、製作代行依頼を頂いたキット「機動戦士ガンダム 0080 ポケットの中の戦争」より「HGUC ケンプファー」の製作・完成品レビューをお届けします。
基本工作のほか、全身のエッジをパステルで強調し、濃色パーツにはドライブラシを施しています。また、今回はモノアイの可動化改造を行っています。特殊な道具や材料を使用しない、無塗装でも実施できる簡単お気軽改造です。

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胴体・腰パーツの製作

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ひどい手ブレで申し訳ありません…
一昔前のキットなのですが、合わせ目が出ないパーツ構成&細かな部分の色分けなど、かなり優秀なキットであることが伺えます!
特に胸のバーニア内部の黄色をパーツで色分けするなんて…HGとは思えないこだわりを感じさせます。さすが人気MS!

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肩関節は前に引き出すことが可能な作りになっているのですが、最近のHGのようにポリキャップむき出しにはなりません。こういう細かなこだわりってホント大事だと思います。

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サイドアーマー・リアアーマーがないケンプファーは、たった4つのパーツで構成されています。股関節の付け根に合わせ目は出ますが殆ど目立ちませんので、無視していいレベルだと思います。

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サクッと腰まで完成です。

 

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頭部パーツの製作とモノアイの可動化改造

そして今回の制作のクライマックス、モノアイの可動化改造を施します。まずは頭部パーツの一覧から

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たった4パーツの構成。今回改造を施すパーツは下段の黒いパーツと、同じく下段のおでこ部分にあたるパーツです。改造施すって言っても、余分な部分・鑑賞する部分を切り落とすだけの作業です。

では、まずは黒いパーツを改造します

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本来はこんな形です。画像前後逆で申し訳ないですが、モノアイレールとなる部分をバッサリ削り落とします。
使用する道具は、ニッパーとデザインナイフとヤスリです。一気に削り落とせるわけではないので、ニッパーで少しずつ余分な部分を切り落とし、ある程度切り落とせたらデザインナイフとヤスリで整えていきます。

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で、こんな感じで切り落とせました。この平になったところに可動するモノアイレールを設置する訳です。

可動するモノアイレールの作成に必要な材料はこちです。

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①ランナーから切り出したプラ棒
②余った円柱形ポリキャップ
③そのへんに落ちてた虫ピン
④Hアイズ

以上です。ランナーは3mm幅の部分から切り出しましょう。ポリキャップにハマる大きさであればOKです。
ポリキャップは、円柱のものが最適です。ガンプラ作ってたらポリキャップ余りますよね?それを流用します。もちろんプラパイプでもOKです。っていうか普通はプラパイプ使うんでしょうけどね。
虫ピンは補強のために使用するんで、細くて強度のある棒状のものであれば何でもOKです。爪楊枝でもいけます。
Hアイズは…流石にご購入ください。

 

改造手順は以下のとおりです

①プラ棒をヤスリで少し細くする
②削り取った部分にプラ棒を立てる。補強のために虫ピンを使う
③ポリキャップの出っ張りを切り取ってプラ棒に刺す
④余ったプラ棒をニッパーで切り取る
⑤ポリキャップにHアイズを貼り付ける

です。

まずは、プラ棒を少し細くします。ポリキャップに差し込んで「ユルユルやな」と感じるぐらいでOKです。
そうして細くしたプラ棒を、先程平らに削った場所に真っ直ぐに立てます。このとき、黒いパーツの裏から補強芯となる虫ピンを差し込みたいので、黒いパーツとプラ棒にそれぞれ穴を開けておきます。ピンバイスご用意くださいね。

そうしてそそり立ったプラ棒がこんな感じです

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プラ棒を軸にしてポリキャップが左右に可動するわけですね。ポリキャップの出っ張り部分にHアイズ貼り付ければモノアイの可動化改造はほぼ完成です。

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こんな感じで、左右にモノアイも向けることができました。
でもこのままでは、おデコパーツが干渉して取り付けることができませんので、おデコパーツの干渉部分削り落とします。

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おデコパーツを裏から見た写真です。これを…

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こんな感じで削ります。かなり大胆に削ってもパーツの取り付けに支障は出ません。ひさしに当たる部分のエッジもこのとき削り落としておけばバッチリです。

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はい。そんなこんなで出来上がりです。改造に要した時間は20分ほどです。

 

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脚パーツの製作

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太ももを覆う形で取り付けるパーツがモナカ割です。形状が複雑なので合わせ目消しする際は苦労するかと思います…

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股関節がボールジョイントなので、可動範囲を心配しましたが、そのシンプルなデザイン故かパーツ間同士の干渉が少ないため、しっかり開脚することができます。足首周りの可動範囲が広いので接地性もバッチリです。

 

腕パーツの作成

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ケンプファーはショルダーアーマーが左右で異なります。1枚めが右肩。2枚めが左肩です。バーニア内部の色分けもバッチリです。
左右のショルダーアーマーはモナカ割で合わせ目が出ますが、それ以外の部分に合わせ目が出ないパーツ構成です。

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そして全身が完成です!ひょろっとした最近のHGとは違い、左右に幅のあるどっしりとしたスタイリングはほんとかっっこいい!

 

ココからは完成品レビューです。
冒頭にも記載さいましたが、基本工作のほか、全身のエッジをパステルで強調し、濃色パーツにはドライブラシを施しています。

 

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完成品の前進をぐるりと

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360°どこから見てもスキがない!立たせているだけで様になるキットってそう多くはないんですが、ケンプファーは間違いなくソレに該当するキットですね!

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アオリ気味に。Hアイズは裏からラピーテープを貼っているので、しっかり光を反射してくれます。ラピーテプがない場合は付属のモノアイシールをHアイズ裏に貼りましょう。付属シールの粘着面は真っ白ですが、それでもしっかり光を反射してくれます。

 

完成品の部分アップ

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胸・腰回り

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太ももを覆う装甲は、表面処理をしっかり行うことで、合わせ目を目立たなくさせています。

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最近、曲面に対するパステルシャドウに磨きがかかってきた気がします。スネ周りの装甲なんかええ塩梅でパステルが乗っていると自画自賛中です。Pointは…薄く何度もパステル粉を重ねる…ですかね。うまく言語化できません…

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足の側面のバーニアは色分けされていません。HGにそこまで求めるのは酷だとは思いますが、他の部分がパーツで色分けされているんで頑張ってほしかったなと。黄色は発色が悪いんで部分塗装するの大変なんです…

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白いラインはシールによる色分けです。

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マニュピレータは、握りてと武器の持ち手が左右に1個づつついています。つまりショットガンやバズーカの両手持ちが可能です!更には左手には平手の表情手までついています。HGでココまでマニュピレータがついているのは珍しい!さすがケンプファーです!

 

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本日は以上です。
もう、何も言わずに買ってください。ただソレだけです。「お酒を飲めないなんて、人生損している」と下戸の私にザルな友人がよく言うのですが、「ケンプファーを作ったことがないなんて、ガンプラ人生損してる」と言っても過言ではありません。
立たせているだけでもカッコいいのですが、豊富な武装(ショットガン✕2、バズーカ✕2、シュツルムファウスト✕2、ビームサーベル✕2、チェーン・マイン)と、左右についている武器の持ちてのおかげで、ブンドドも楽しめます。
こんなお得なキットはそうはありません。ほんとおすすめです。今すぐ買いに行きましょう!

長文お読みいただきありがとうございました。

 

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コメント

  1. 通りすがり より:

    スターダストメモリーじゃなくてポケットの中の戦争じゃないです? ケンプファーが出てくるの。

  2. モノアイ大好き人間 より:

    たにぞうさんのおかげでケンプファー買うための1歩踏み出せたよ。友だちに「ケンプファーのhgっていいキットなん?」って聞いても、「作ったことないから知らん」と言われてしまったんで、買うの悩んでたんだよね。チャンスくれて有難うございます。

    • tanizou より:

      モノアイ大好き人間様
      コメントありがとうございます!
      僕のブログがきっかけになれたこと嬉しく思っています。

      ケンプファー、多少合わせ目が出ますが、ほんとにかっこいいキットなので
      ぜひ楽しんでくださいー!

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