マイクロセラブレード使ってみました【ガンプラ作製に使っている道具紹介】

ガンプラ製作道具紹介

ご訪問ありがとうございます。

tanizouです。

本日は、本当に久々に、ガンプラ製作ツールを購入しましたので、その使用感等をレポートさせていただこうと思っています。

思えば、ガンプラ製作ツールを購入したのは、半年前のラインチゼル以来です。どんだけ道具にお金を使わないんや!とおしかりを受けそうです。

でも、あれですよね、必要に感じないとどんな素敵な道具でも「猫に小判」状態になってしまうじゃないですか。だもんで、中々NEWアイテムの導入に踏み切れないtanizouなのですが、今回購入したアイテムは、「マイクロセラブレード」です。前々から気になっていたんですよ、このアイテム。ガンプラ製作テクニックの一つ「カンナ削り」が楽々できる、という噂のアイテムです。

長い前置きでしたが実際使用してみた感想をお伝えします

 

 

マイクロセラブレード使ってみました【ガンプラ作製に使っている道具紹介】

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マイクロセラブレードってこんなやつ

マイクロセラブレード使ってみました【ガンプラ作製に使っている道具紹介】

形状はまんまデザインナイフですね。手に取った印象もまんまデザインナイフです。

ただ、デザインナイフは若干トップヘビーで刃先に重心が寄っているのに対し、スクレイパーは中心に重心がある感じです。だからなんやねんって言われると困るのですが、細かい作業には向いてそうな感じです。

 

刃先のアップ

マイクロセラブレード使ってみました【ガンプラ作製に使っている道具紹介】

刃先はセラミックです。背景の方眼が約1cmなのでかなり小さな葉です。刃といってもナイフのように切れるわけではないので、指で触っても流血沙汰にはなりません。

ただ、セラミックですので衝撃にはよわい(はず)です。落とさないように注意しましょう。

約45度の角度が付いた刃先ですので、ペンを使うような感覚で使用することができます。

マイクロセラブレード使ってみました【ガンプラ作製に使っている道具紹介】

横から見るとこんな感じです。非常に薄いですが、使用中に割れそうな感じはしません。

 

 

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実際に使ってみた

いわゆるカンナがけです。

削りたい面に対して刃を45度くらいに傾けてください。傾けた側に「シュッシュ」と軽くこするように動かすだけで、見る見る表面が削れます。

最初は刃がパーツ面にしっかり当てるのが難しいかもしれませんが、すぐなれます。

 

削る前:パーツのサイドにパーティングラインが走っています
マイクロセラブレード使ってみました【ガンプラ作製に使っている道具紹介】

 

削った後:きれいに消えているのがわかります
マイクロセラブレード使ってみました【ガンプラ作製に使っている道具紹介】

 

 

マイクロセラブレード使ってみました【ガンプラ作製に使っている道具紹介】
マイクロセラブレード使ってみました【ガンプラ作製に使っている道具紹介】

使ってみた感想

すいすい削れます!これはイイ!

アートナイフで代用できるんじゃないか?というご意見もありそうですが、少なくとも私が使用しているオルファの「アートナイフプロ」では太刀打ちできません。

太刀打ちできないポイントは「刃のしなりの有無」です。

アートナイフの刃は非常に薄く、少しの引っかかりでも刃が「反って」しまいうまく削れない場合があります。

一方、セラブレードは、刃が小さく厚みがあり、さらに硬度も高いため、刃がしなることなく確実に表面を削ってくれます。

さらにはアートナイフのようにパーツを「えぐって」しまうこともありませんので、工作精度は格段に上がりました。

削った跡も、800番のやすりで削った程度の表面感です。メラミンスポンジ磨き&トップコートで削り跡は完全に見えなくなるります。

また、刃先が小さいので細かい場所をピンポイントで削れるのもセラブレードならではの利点かと

 

 

セラブレードを使えそうな場面

以下の3段階で評価しています。あくまでもtanizouの主観です

すごく使える・・・◎
使える・・・○
う~ん微妙・・・▲

 

◆平面のパーティングライン処理 評価▲

いきなり▲ですが…ちょっと微妙というか、パーツ形状というかヒケの有無に左右されます。ヒケのくぼみに弱いです。中々削れません。ヒケさえなければすいすい削れるのですが…tanizouは平面のパーティングライン処理には使わないと思います。おとなしくヤスリスティック使います

 

◆曲面のパーティングライン処理 評価○

関節パーツによくみられるパーティングライン。あれの処理には大活躍します。ヤスリは曲面の処理には適していませんので、セラブレードの独壇場ですね。ただ、注意しないとエッジをなめてしまいます。慣れが必要ですね

 

◆エッジ出し 評価◎

これは使えます!特に細いC面の処理やバンダイエッジ潰しに大活躍です。

 

◆合わせ目消し 評価◎

これも使えます。固まった「むにゅ」を削るのに大活躍。前述の通りデコボコを拾って刃がしなったりしないので、すいすい削れます。

 

◆総合評価 ◎

買って良かった!久々にお金使って良かった!そう思える一品です。やっぱり新しい道具はテンションあがりますね。「薄く削る」作業はセラブレードだけでOKですね。

 

本日は以上になります
長文ご拝読ありがとうございました

 

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コメント

  1. UC0063 より:

    tanizou様

    セラブレードの使い方、わかりやすく説明して頂きありがとうございます。
    とても参考になりました。パーティングラインや合わせ目消しは地味な作業で嫌いですが。
    処理スピードが早くなりそうですね。
    早速、購入します。

    • tanizou より:

      UC0063様
      いつもコメントありがとうございます
      使える場面は限定されますが、あれば「よかった!」と思えること間違いなしです!お勧めいたします

  2. kaba より:

    お久しぶりですkabaでございます。

    お勧めした手前、「すっげぇ酷評されてたらどうすべ」と不安な毎日でしたが、ご好評のようで安心しました。

    実は工具好きが行き過ぎていて、究極ニッパーもダンモも持ってるんですよね…
    ダンモは0.5/0.8と1.0/1.5でどっちか買うと両方欲しくなりますよ。絶対に
    スジボリ堂の製品はコスパ考えたら買えないお値段で困り者です。(買っちゃいますけど)

    究極ニッパーは素敵な切れ味で捗ります、アートナイフに持ち替える機会が格段に減りました。
    ただ100%白化しないわけでもないので、バンバン作って気になる部分をちょこっとリタッチといった使い方してます。
    でも田宮の薄刃が二本買えちゃうお値段…こちらもコスパ気にするとダメな感じですね。

    今回も長々と失礼いたしました。
    これからも応援させて下さいね

    • tanizou より:

      kaba様
      コメントありがとうございます
      背中押していただきありがとうございました!おかげさまで素敵なツールを手に入れることができました
      次は・・・ダンモ0.5/0.8ですかね。何度か清水の舞台から飛び降りるつもりでないとかえそうにないです(^^;)
      我慢できずに買ってしまうかもしれません。その時は改めてアルティメットニッパーを勧めてください

  3. Monji より:

    レビューお疲れ様です
    曲面ということは、ガンダムの頭部にあるようなスジもやはり削りやすそうですね

    • tanizou より:

      monji様
      コメントありがとうございます。
      頭部パーツなど細かい曲面は、一番活躍できると思います!

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