HGIBO ガンダムヴィダール 製作・完成品レビュー

ご訪問ありがとうございます
Tanizouです

本日は、「鉄血のオルフェンズ」より「HGIBO ガンダムヴィダール」の製作・完成品レビューをお届けします

パイロットを含め、色々謎の多い機体なので、色々ネタバレに近い情報が飛び交っていますね。
かくいう私も、この投稿でネタバレ情報を書きかけて思いとどまりました。
たぶん、〇〇を■■した機体だとか、▲▲を搭載しているだとか、正体は●●だとか。
本編も、まがまがしいMAの登場で、厄祭戦の一端が公開されたりと、一気にストーリーが加速し始めました
目が離せませんね

私も、バルバトスルプス以来の新作キットの製作で、ちょっぴりテンションが上がっています

ガンダムヴィダールの胴体・腰の製作

何時ものガンダムフレーム。相変わらず背骨にあたるパーツははめにくいので、ピンを斜めにカットするとはめやすくなります。
その分パーツの保持力は落ちるので、接着が必須になります
胸部の白いパーツの脇はシールによる塗り分けです。胸部装甲の溝と一緒に部分塗装を行う予定です

続いて腰パーツです。これまたおなじみのガンダムフレームです。フロントスカートは真ん中で切断して独立可動化しています

最後に、ヴィダールの特徴でもある鞘のパーツです。ご覧のとおりがっつりモナカ割です。表面処理できれいにしていきます。
刀身は3本連結していますが、切り離してもしっかり収納できるみたいですね。
中央部の白い部分はシールによる塗り分けです。黒いパーツに白の部分塗装はうまくいったためしがないので、おとなしくシールを貼ります。
残念ながら、刀身を変える際に鞘がスライドするギミックはついていません。あれ、かっこよかったですね。

一気に組み上げました。相変わらずのピンボケですいません。鉄血系らしく簡単なパーツ構成なのでサクサク組めます。
もう、説明書いらないレベルに達しそうです

ガンダムヴィダールの頭の製作

頭パーツも簡単な構造です。トサカが別パーツなので、合わせ目が目立たなくなっています。
額のグレー部分はシールによる塗り分けです。ここでもおとなしくシールを貼ります
アンテナパーツが少しポロリしやすいと感じたので、ドライブラシ後接着予定です

そして頭部を装着！う～ん。腕さえつければ、こんなMSいそうな感じしますね

ガンダムヴィダールの脚の製作

まずは足の制作です。つま先・かかとに仕込まれている武装がギミック化されています。
この武装（名前忘れた…）、切るんじゃなくて、叩き付けるためのものらしいです。怖いですね、鉄血の武装は。

足の甲の部分に合わせ目が出ます。フレームのパーティングラインも目立つので、どちらも表面処理できれいにしましょう。
つま先の溝は、胸部装甲と同じく部分塗装します

ギミックを展開するとこんな感じです。こんなので蹴りつけられるんですよね。ほんとコワイ。

続いて、脚のパーツです。いつものガンダムフレームに、外部装甲を取り付けていくパターンです。
すね部分にがっつり合わせ目が出ますので、表面処理でできるだけきれいにします。

ひざ周りにボリュームがあって、私好みの素敵なバランスです。バーニア内部は設定上赤くなっているので、部分塗装しようか思案中です。
ふくらはぎ部分の大きな丸モールドはメタルパーツ（カシメ玉）化する予定です。
カシメ玉はとはパイプ状のビーズで、手芸屋さんで売っています。専用のメタルパーツとは比べ物にならないくらい安価なので、貧乏なTanizouは、これ一択です。

私が使っているカシメ玉はこちらです。

ガンダムヴィダールの腕の製作

いつものガンダムフレームと言いたいところですが、ショルダーアーマーの連結パーツと、ひじ関節パーツが専用パーツになっています。
肩の装甲、前腕部の青いパーツはがっつり合わせ目が出ますので、表面処理できれいにします。

ここで注意点です。前腕部装甲の黒いパーツですが、真ん中が非常に薄くなっています。乱暴に扱うと折れます。よくて白化します。気を付けてくださいね！

おお！かっこいい！

ショルダーアーマーの溝および上部と、前腕部の黒い部分は、後程部分塗装します
また、肩の丸モールドはメタルパーツ化する予定です。
ここはカシメ玉ではなくインセクトピンの頭部分を流用します。これも専用のメタルパーツとは比べられないほど安価なのでTanizouは大助かりです

私が使用しているインセクトピンはこちらです。サイズも豊富なので好みに合わせてどうぞ

ガンダムヴィダールのバックパックの製作

これまたモナカ割です。ここは段落ちモールド化する予定です。エイハブリアクターおよび、バインダーの真ん中の白い部分はシールによる塗り分けです

バインダーが抜けやすいです。瞬着による強化が必要ですね

ここからは完成品レビューです

基本工作のほか、腕・肩・太いモールド、バーニア内部を部分塗装し、各丸モールドにメタルパーツを取り付けました。
また、濃色パーツにドライブラシを、その他のパーツにはパステルシャドウをかけています

ガンダムヴィダールの全身をぐるりと

鉄血系キットの素晴らしい所は、ガンダムフレームという同じフォーマットを使っていても、全く違うキットに感じられる点ですね。
頭・胸のボリュームを抑え、手足にボリュームを持たせる非常にヒロイックな体系です。

ガンダムヴィダールの部分アップ

胸の脇太いモールドはジャーマングレーで筆塗しています。使っている塗料は「アクリジョン」です。においが少ないため、家族にばれずにこっそり塗装するのにもってこいです。

腰の赤い部分は、シールによる塗り分けです

ふくらはぎの丸モールドは1.5㎜のカシメ玉を埋め込んでいます。
バーニア内部とつま先の太いモールドは部分塗装しています。

肩パーツの黒い部分も筆塗による部分塗装です。
モナカ割ですが、表面処理で合わせ目が目立たないようにしています。
また、丸モールドは、メタルパーツの代わりにインセクトピンの頭を埋め込んでいます

前腕部の黒い部分も部分塗装です。こうしてみると、塗装個所多いですねぇ

バインダー、鞘の白い部分はシールによる色分けです。
鞘はがっつりモナカ割ですが、これまた表面処理で合わせ目が目立たないようにしています。
バックパックにもインセクトピンの頭を埋め込みました。

ポージング＆可動範囲について

お決まりの種ポーズ。大きな鞘が腰にありますが、自由自在に動かせるのでポージングの妨げにはなりません

以外に威力があった拳銃ですが、プラプラすることなくきっちり保持できます。ちなみに鞘にライフルをマウントすることができます

サーベルを構えて。角度のついた手首ですが、多少プラプラします。武器の保持自体は問題ないのですが、すっぽ抜けることもしばしばです。

首周りの稼働はかなり自由がありますので、飛行ポーズも無理なく取れます

最後にかかと落とし。１８０度とまではいきませんが、かなり高く足を蹴り上げることができます。

本日は以上になります

鉄血ならではの無骨さと、騎士のような美しさを兼ね備えたデザインは、鉄血系の中でもトップクラスのかっこよさです。（ちなみに不動の１位はキマリストルーパーです）

可動範囲も申し分なく広いですし、角度のついた手首のおかげでポージングの幅も広いです

しかし、いかんせん部分塗装しなくてはいけない場所が多すぎる！バーニア内部はともかく、各部の太いモールドや、前腕、肩などは部分塗装しなくてはいけません。合わせ目も多いので表面処理が大変です。
そういった意味では、完全な初心者向けというよりは、初心者から一歩先に進みたい方にピッタリのきっとだと言えます。

長文お読みいただきありがとうございました