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tanizouです。
本日は、ガンプラをヤフオクで売るための撮影テクニックのご紹介として、
ガンプラのポージングの基本である「立たせ方」についてご説明します。
ヤフオクでガンプラを売る際、必ず以下の4カットが必要です
正面から撮影した画像
右から撮影した画像
左から撮影した画像
後ろから撮影した画像
全身をぐるりと撮影することで より、商品の状態が伝わりやすくなります。
この時、ガンプラの立ちポーズがいい加減だと 非常に弱々しく頼りない印象を受けてしまい、
アクセス数、入札率に大きな影響を与えます。
色々ポージングを撮影する前に、まずは「立ちポーズ」をマスターしましょう
やっちゃいけない立ちポーズ
①とりあえず立たせてみた
商品を売る気があるのか疑わしくなるレベル。
でもヤフオクでは、こんな立たせ方が散見されます
②姿勢がすごく正しい
人間であれば非常に好感のもてる立ち方。
でもガンプラの立たせ方としてみたとき、かっこいいでしょうか?
ただしい立ちポーズのポイント
立ちポーズのポイントは「力強さ」と「重量感」です
ガンプラは「闘う」「大型ロボット」の模型です。 (ロボットというと、一部の方から反発がありそうですが)
「闘う」ためには力強さが必要です。
大型ロボットであるからには重量感を感じるはずです。
では、力強さは何から感じられるでしょうか?
実際、ご自身で全身に力を入れてみてください。
胸はどうなっていますか?腕はどうなっていますか?腰は?脚は?
北斗の拳のケ○シロウが、服を破くとき、
悟空がスーパー○イヤ人になるとき どんなポージングをとっているでしょうか?
また、重量感は何から感じられるでしょうか?
重いものを持った時、あなたの腰や脚はどのような状態でしょうか?
具体的な立ちポーズの取り方
まずは箇条書きにします。
・脚は肩幅より広く
・つま先はやや外側をむいて
・膝はほんの少し曲げる
・腰をつきだす
・肩を引いて、いからせる
・肘を曲げる
・手首は内側に曲げる
・顎を引く
・以上を全うしたうえで、まっすぐ立つ
では画像つきで解説します
①足まわりのポージングのつけ方
肩幅より広く脚を開き、つま先を外側に広げることで どっしりとした重量感が生まれます。
膝を軽く曲げるのは、そのほうがより自然だからです。
このとき注意してほしいのは、足裏の接地です
足裏が浮いてしまっていると、ふわふわして頼りない印象になります
必ず、足裏は地面にぴったり付くようにしてください
②頭~胴のポージングのつけ方
横から見るとよくわかると思いますが ぜんたいてきにs字になっているかと思います。
腰をつきだし、顎を引くことで、体に力が入っているように感じるはずです
このとき注意してほしいのが、腰をつきだそうとするあまり、
全体的に後ろに傾いてしまったり、逆に前傾姿勢になってしまったりすることです
足首と股関節で調整して、まっすぐ芯が通ったように立たせてください
③肩腕のポージング
正面から見ると、 肩は水平より上に傾け、「いからせた」状態にします。
腕はハの字に開き、やや内側にひねっています。 手首は内側に傾けています
横から見ると 肩は、できるだけ後ろに引いて胸を張らせています
腕は軽く曲げ、肩関節の位置と手首関節の位置がまっすぐになるように、腕を引いています
上から見るとこんな感じです
完成した立ちポーズ
いかがでしょうか。
最初にお見せした立たせ方と比較して、重量感と力強さが格段に違います。
あなたはどちらの写真に興味を持ちますか? どちらの商品なら買いたいと思いますか?
どんなに丁寧に、美しく仕上げた作品でも、
写真の撮り方で台無しになることがご理解いただけたかと思います。
本日は以上になります。
長文ご拝読ありがとうございました
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