ガンプラ製作に必要な道具を「ハマリ度別」に3つ紹介します

まとめ色々

※2022年8月 記事内容をブラッシュアップしました

ご訪問ありがとうございます。
tanizouです。

皆さんガンプラやっていますか?
これから始めようと思っている方、ハマり始めた方、「沼」に浸かりきっている方、いろんな方がいらっしゃるかと思います。
ガンプラを趣味として始めると、壁になるのが「道具が多すぎて、どれを使えば良いのかわからない」というものです。
専用道具ほんとにたくさんあります。中には「これ、なんに使うの?」というものまで…

こういう状況は、模型を趣味にしていこうという方にとっては、ハードルが高すぎると思っています。
そこで本日は、「初めてガンプラを作る人」むけに、

「ハマり度別 揃えておくべき3つのガンプラ製作道具」

をご紹介しようと思います。

いまさらそんな記事…と思われそうですが、当ブログで、ガンプラ製作に便利な道具を色々紹介させていただいているものの、いきなりすべての道具をそろえる必要もないわけです。お金もかかりますしね。  
初めてガンプラ作る人、これからガンガン作っていきたい人では、そろえるべき道具が変わってくる…と思っています。  

実際Tanizouも、段階を経ながら道具をそろえていきました。今思えば早く手に入れるべきだった道具もありますし、最初はあまり使わなかった道具もあります。 

そんな私の経験が皆さんのより良いガンプラライフのお役にたてればと思います

 

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初めてガンプラを作るアナタが揃えるべき3つの道具

今までプラモデルを作った事が無い。試しに1回作ってみたい。そんなアナタが揃えるべき道具はこちらです!

①100均で売っているニッパー

え…って思われる方もいらっしゃるかと思いますが、「ランナーからパーツを切り離す」だけであれば。100均のニッパーで十分です。もちろんパーツが白化しやすいですが、初めて作る方であれば、どんな道具使っても白化するリスクは高いです。  
それに、1体作って終わるかもしれないガンプラ製作に、そんなお金かけても仕方ないかなぁというのが、tanizouの意見です。

②100均で売っている紙やすり(プラスティック用)  

これも同様の理由です。いいんです。安いの使えば。できればザラザラしている番手の低いものより、比較的番手の高いものを使いましょう。 

番手とは、250番、400、600番、1000番など、数字で紙やすりの「ザラザラ度」を表しています  
数字が小さい程、ザラザラしており、削る力が強い半面、パーツに削り跡が残ります。  
できれば、ホームセンターなどで、600番の耐水ペーパーをそろえたほうが色々はかどります。決して高くないので、お近くにホームセンターがある場合はご検討ください

③100均で売っているメラミンスポンジ

これは必須です。百均で買える最高のガンプラ製作道具です。  
ヤスリ後を目立たなくしたり、なんちゃってつや消しを施したり、はみ出したスミ入れを消したりと、用途は多彩です。初心者の方は、このメラミンスポンジでパーツすべてを磨いてみてください。プラスティッ特有の光沢感が消えて、ガンプラの質感がビックリするほどアップします。

 

とにかく初めてガンプラを作る人は、クソ高い専用工具をそろえずに、手持ちの道具で作ったほうがいいです。爪切りで作ってもかまいません。tanizouも最初は、家にあったニッパーと爪やすりで作りました。まずは組み立てましょう!作る楽しさと、出来上がったガンプラのカッコよさを堪能しましょう!そして、また作りたくなったら、次のステップに進みましょう!

 

ガンプラ製作に必要な道具を「ハマリ度別」に3つ紹介します

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ハマり度レベル1 また作りたくなったアナタが揃えるべき道具

ガンプラをまた作りたくなったアナタは確実にハマり始めています。そんなアナタが揃えるべき3つの道具はこちらです

①プラスチックキット用ニッパー

専用ニッパーをそろえましょう。私が使っていたニッパーは1000円程度です。2回お昼ご飯を我慢すれば変えます。(tanizouの場合は3回我慢しなくては買えませんが)  
やっぱり、専用工具は違います。切れ味・精度・耐久性、どれをとっても百均とはケタ違いです。  
アナタがもしお金持ちならば、このタイミングで薄刃ニッパーを買ってもいいです。プラモデルを作るためだけに生まれたニッパーですので、その使い心地は…異次元です。

 

②耐水ペーパー各種

先ほどは、百均で揃えましたが、今回はホームセンターなどでしっかりしたものをそろえます。とはいっても、1枚50円前後なので、1回お昼の缶コーヒーを我慢すれば買えます。  
そろえるべきペーパーは、耐水(水砥ぎ用)の、600番と1000番をそろえてください。600番でゲートをきれいにして、1000番でヤスリ跡を目立たなくするわけです。最後にメラミンスポンジでこすればOKです

 

③スミ入れペンのグレー

流し込みタイプと、ペンタイプがありますが、とりあえずはペンタイプのグレーを買いましょう。
本来はパーツの成型色に合わせて、黒・グレー・茶を使い分けるべきなんですが、とりあえずグレーがあれば一通りスミ入れができるはずです。はみ出た部分はメラミンスポンジで消してください

 

ガンプラ製作に必要な道具を「ハマリ度別」に3つ紹介します
ガンプラ製作に必要な道具を「ハマリ度別」に3つ紹介します

ハマり度レベル2 もっともっと作りたくなったアナタが揃えるべき3つの道具

はい。アナタはもう完全に、ガンプラ製作という泥沼から抜け出せなくなりました。もう後戻りはできません。専用工具を買って、退路を断ちましょう。

①アートナイフ

もっと早い段階で買ってもいいんですが、3つ縛りを課してしまったため、ここでそろえる羽目になりました。ゲートをニッパーで二度切りした後、アートナイフで丁寧にゲートを削ります。ニッパーだけでゲート処理するより、格段に白化リスクが低減できます

 

アートナイフを使ったゲート処理はこちら参照ください

ガンプラ製作に必要な道具を「ハマリ度別」に3つ紹介します
白化しないゲート処理の方法  
★2022年8 内容をブラッシュアップいたしました     ご訪問ありがとうございます tanizouです。   今回は、ヤフオクで売るためのガンプラ制作に欠かせない、 基本的なテクニックのご紹介として...

②ヤスリホウダイ

直線で構成されていることが多いガンプラにぴったりの工具です。これを使い始めたら、もうアナタは指でペーパーがけができなくなります。ちなみにtanizouは3セット持ってます。

 

使い勝手などはこちらの記事をご参照ください

ガンプラ製作に必要な道具を「ハマリ度別」に3つ紹介します
ヤスリホウダイが便利な3つの理由【ガンプラ製作に使っている道具紹介】
ご訪問ありがとうございます tanizouです   今回は、私がガンプラ制作に使用しているツール紹介として ヤスリホウダイ編をお届したいと思います。 ガンプラ制作に使用できそうなツールを色々試してきましたが...

 

③つや消しトップコート

メラミンスポンジでのなんちゃってつや消しから卒業する時期が来ました。つや消しを吹くと、質感が上がってオモチャっぽさが消えるだけでなく、ある程度のヤスリ跡(800番程度)のヤスリ跡であれば、完全に目立たなくなる効果もあります。
ちなみに私が使っているトップコートは、クレオスのトップコートではありません。あれより素敵なトップコートがあります。詳しくは下記の記事をご参照ください

 

クレオスのトップコートを使わない理由はこちらをご参照ください

ガンプラ製作に必要な道具を「ハマリ度別」に3つ紹介します
クレオスのMr.トップコート(つや消し)を使わない3つの理由 +おすすめのつや消しスプレー
ご訪問ありがとうございます Tanizouです 本日は、おすすめのガンプラ製作道具の紹介として、つや消しトップコートスプレーをご紹介します 「つや消しトップコート」と聞いて、多くの方がまず思い浮かべると思われるのが こちらの...

 

ハマり度レベル3 毎週新作を組みたい衝動にかられるアナタが揃えるべき3つの道具

このレベルになると、趣味が本業(学業とか仕事とか)を侵食しはじめます。手遅れになる前に制作スピードアップのための道具をそろえましょう

①薄刃ニッパー

タミヤ製の薄刃ニッパーをそろえましょう。ゲート処理の時間と精度が跳ね上がります。これを使いだすと、もう昔のニッパーには戻れません。しかし、太いゲートの切断ははこぼれの原因になりますので、そんな時は古いニッパーを使いましょう。

 

薄刃ニッパーの使用感などはこちらの記事をご参照ください

ガンプラ製作に必要な道具を「ハマリ度別」に3つ紹介します
お勧めのニッパー紹介【ガンプラ製作に使っている道具紹介】
ご訪問ありがとうございます tanizouです 今回は、私がガンプラ制作に使用している道具紹介としてニッパー編をお届したいと思います 私は2種類のニッパーを使い分けしています 一つはMINESHIMAのハイグレードニッパー、...

②ラインチゼル/けがき針

スミ入れをやり始めると、モールドの甘さにイライラすることがあるはずです。何回もリトライする時間がもったいないので、そんな時は、さっさとモールドの掘り直しをすることをお勧めします。

けがき針のほうがよりお手軽で、ペン感覚で使用できますが、仕上がりはラインチゼルにかないません。一方で、曲線のモールド掘り直しは、ライチゼル一本でやるより、けがき針でアタリをつける⇒ラインチゼルで深く掘る、とやったほうがきれいに仕上がります。要は使い分けってことです

 

 

ラインチゼルとけがき針の使い分けはこちらです

ガンプラ製作に必要な道具を「ハマリ度別」に3つ紹介します
ラインチゼルとケガキ針の使い分け【ガンプラ作製に使っている道具紹介】
ご訪問ありがとうございます tanizouです 本日は、初心者にお勧めのガンプラ製作道具の紹介として、ラインチゼルをご紹介します 「チゼル」とは日本語に訳すと「鑿(のみ)」です。 つまり、ラインチゼルは、ライン(線)を引くための...

③百均のタッパー

え…いまさら百均…?って思ったアナタ!甘いですよ!今だからこそ、百均のタッパーが活躍するのです。
このころになると、ある程度説明書の順番に従わなくてもキットが組めるようになっているはずです。そこで、チマチマ説明書通りにパーツを切り離すのではなく、ゲートの二度切り(もしくはゲート処理)まで一括してやってしまう方法に切り替えるのです。切り離したパーツを各部位ごとにまとめておくために、百均タッパーが活躍します。詳しくは下記の記事をごらんください

ガンプラ製作に必要な道具を「ハマリ度別」に3つ紹介します
ガンプラ製作のスピードアップ・効率化
ご訪問ありがとうございます tanizouです 本日は、ヤフオクで売るガンプラ製作テクニックとして、 効率のよいガンプラの作り方をご紹介します ヤフオクでガンプラを販売している人にとって、1カ月に製作できる数がそのまま収...

 

ハマり度レベル? tanizouと同じような作風にしたいアナタが揃えるべき3つの道具 

そんな人がいるのかどうかは別にして…私と同じ作風にしたい場合は、ここまでご紹介した道具にプラスして、この3つの道具をそろえてください

①絵画用の黒いパステル

私の作風といえば…やっぱりエッジ強調するためのパステルシャドウでしょうか…?
百均のはだめです。あれは使えません。パーツにパステルが付着しません。ちゃんとした絵画用のパステルを使いましょう。

 

パステルシャドウのやり方はこちらをご参照ください

ガンプラ製作に必要な道具を「ハマリ度別」に3つ紹介します
筆を使ったパステルによるエッジ強調(パステルシャドウ)のやり方
※2022年7月 最新の情報にリニューアルしました ご訪問ありがとうございます Tanizouです 本日は、私がガンプラ製作において必ず行っているテクニック「パステルによるエッジ強調(パステルシャドウ)」のやり方と、必要な道具につ...

②アサヒペン水性カラーパレット(シルバー) 

濃色パーツへのドライブラシはこれを使っています。というか、これ以外うまくドライブラシができません…多分、何か私のやり方に欠陥があるのでしょう…このペンは水性かつ全く臭いがしないので、小さなお子様がいらっしゃるご家庭でも安心です

とはいえ、本来であれば、エナメル系塗料のライトグレーなどを使ったほうがキレイには仕上がります
ただ、溶剤臭がかなりしますので、ご自宅の環境によって使い分けていただければと思います

 

ドライブラシのやり方はこちらをご参照ください

ガンプラ製作に必要な道具を「ハマリ度別」に3つ紹介します
ドライブラシのやり方
★2017年1月3日更新しました   ご訪問ありがとうございます tanizouです     本日は、初心者のための、ヤフオクで売るガンプラ製作テクニックとして 「ドライブラシのやり方」をお伝えします。   ドライブラシ塗...

③筆  

ドライブラシやパステルシャドウを行うのに、筆は必須です。
できるだけ腰が強いものが望ましいですが、穂先がすぐにダメになってしまうので、あまり高級品はお勧めしません。

ちなみに現在使用している筆はこちらです

 

いかがでしょうか?  
「弘法筆を選ばず」と言いますが、高くなくても適切な道具が無いと始まらないことはいっぱいありますし、一方で、高いお金を出して買った道具も、技術が伴っていなければ「猫に小判」状態になりかねません。  
ガンプラ作りながら、「こうな風にしたい」「こうなりたい」と思った時が、道具の揃え時なのかもしれませんね。

長文お読みいただきありがとうございました

ガンプラは作らなくていい

ガンプラ製作に必要な道具を「ハマリ度別」に3つ紹介します

「時間がない」「不器用だから」そんな理由で
ガンプラをあきらめているアナタへ
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ガンプラがうまくなりたい!

ガンプラ製作に必要な道具を「ハマリ度別」に3つ紹介します

ガンプラを初めて作ろうと思っている方へ!
最低揃えるべき道具と作り方の手順お伝えいたします

そして、初心者からステップアップしたいと思っている方へ!
完成度をあげるためのテクニックをわかりやすくご説明します。

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コメント

  1. Monji より:

    初めてコメントします。
    半月ほど前からこのサイトの初心者講座を拝見させていただいています。
    ガンプラスターターキット以上に細かく表面処理の仕方などを紹介してくださっていて、大変助かっています。
    スターターキットのガンダムをちょびちょび作っているのですが、上半身と下半身の間にこのサイトを発見しましたので、上と下でゲート痕の目立ち方が全然違っています(笑)
    次にガンダムマークⅡを作る予定なのでそのときは耐水ペーパーや当て木,スポンジも使ってみようと思います!

    • tanizou より:

      Monji様
      コメントありがとうございます!
      私の持っているガンプラ製作道具で、どれが1番か?と聞かれたら、間違いなく「当て木系」を上げます。
      このブログで紹介差手いただいているヤスリホウダイのほか、自作のヤスリスティックなど、当て木が無いとガンプラ製作がままならないレベルです
      ぜひ参考にしてください!

  2. kaba より:

    こんにちは、いつも楽しく拝見させて頂いています。
    二十数年ぶりにガンプラ作りを再開しました出戻り初心者です。

    お悩みのセラブレード、使用しはじめてから結構経ちますが、非常に良いですよ。
    ライン、段差、エッジの薄々化等ブレードの厚みと硬さでスイスイ削れます。
    削った跡は400~600番くらいの粗さで、表面処理も楽々。
    直刃と曲刃二本あると便利です。
    ただ落とすと簡単に割れますのでそこだけ注意ですかね。
    でも正直これがないとダメって道具ではないです。
    アートナイフで事足りると言えば足りますし。

    私は工具好きなのでコスパ考えないで買いましが、結構楽になりましたよ。

    それでは、長々失礼しました。
    これからも陰ながら応援してます。

    • tanizou より:

      kaba様

      コメント&アドバイスありがとうございます!
      kaba様のコメント読んで、買う決心がつきました。というか先ほどアマゾンでポチりました!
      使い勝手ブログで報告させていただきます!

  3. 青龍 より:

    是非参考にしたいのですが、ジ・オリジン仕様の黒3高起動ザクの作例を拝見したいのですが。

    • tanizou より:

      青龍様
      コメントありがとうございます
      オリジン黒ザクは、なんとなくスルーしてしまい、ちょっと後悔していました
      来月の初めに新作キット販売の谷間がありそうなので、その時に作ってみたいと思います

  4. ばびち より:

    初めまして、ここのページを参考にガンプラではありませんがプラモデルを作成しオークションで販売することができました。ありがとうございます。
    どのページも丁寧に書いてあるので何度も訪問して道具を揃えたりテクニックを学んでいます。
    これからも記事の更新楽しみにしています。
    後、ゴットハンドのアルティメットニッパーは絶対にお勧めなので使ってみてください!
    病みつきになること間違いないです(笑)

    • tanizou より:

      はぴち様
      コメントありがとうございます
      そしてご返事遅くなり申し訳ありませんでした

      オークション販売おめでとうございます!わたくしのブログが少しでもお役に立てたようで、本当にうれしく思います。
      記事化できそうにありませんが、オークション販売は試行錯誤が必要です。特にライティングは未だに「これだ」というものが確立できておらず、毎回四苦八苦しております
      はぴち様もがんばってください!

      アルティメットニッパー…やっぱりいいですよね…次のニッパー買い替え時に検討してみます!

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