HGUC ジ・オ(ジ・O) 製作・完成品レビュー

ガンプラ製作レビュー

ご訪問ありがとうございます。
tanizouです

本日は、機動戦士Zガンダムより「HGUC ジ・オ(ジ・O)」の製作と完成品のレビューをお届けします。

うん?RGユニコーンですか? はい。現在頑張って製作中です。すでにデカール&部分塗装&メタルパーツの取り付けまでは完了しているのですが、最後の仕上げのパステルシャドウ&ドライブラシができておりません。
というのは、つや消しトップコートを施してから出ないと、この2つの仕上げはうまくできないんです。で、つや消し作業は週末でないと作業ができません(ベランダで作業しているんで、夜だと真っ暗で作業できないんです)

ということで、その間積みプラの解消を行おうと、以前から積んでいたジ・Oの製作に取り掛かろうとした次第です。
このジ・Oを作るにあたって、一つ心に決めていたことがあります。

「全身にスジ掘り施してやろう」

それまでも、部分的に新規モールドを施したことはあったのですが、全身にスジ掘りを施すのは、HGUC νガンダム HWS 以来約2年ぶりとなります。その辺も踏まえながらレポートできればと思います。

 

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胴体パーツの製作

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もう、全部のパーツがデカい!そしてディティールが細かい!一方で全身に施されているスラスターは別パーツ化されており、これがまた細かい!
パーツ構成は結構複雑で、背面部を軸に、背面の裏打ちと腰パーツを取り付けて、前面部は取り付ける工程になります。
よって、両サイドに合わせ目がはっきり出ますので、表面処理で合わせ目が目立たなくさせる処理を施します。

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パーツ一つ一つは大きいのですが、ディティールが細かいのでまのびした印象にはなりませんね。各ディティールのマイナスエッジは堀直しをした方が墨入れがきれいにできると思います

 

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腰パーツ製作

パーツ多いわ、パーツデカいわで、写真は2分割となりました

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これがフロントスカートです。隠し腕ギミックもばっちり再現されています。

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そしてケツとサイドスカートです。ケツ、デカいです。そして、股関節部分のパーツと赤い動力パイプの撮影漏れていますね…

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なんかすごくブレブレですが…合わせ目も少なくサクサク組めます。動力パイプはポリキャップと同じ素材です。例のごとくはっきりとパーティングラインが出ます。時間はかかりますが、しっかり処理しましょう

 

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脚パーツ製作

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まずは足パーツからです。でっかいパーツをはめ込むだけの簡単なお仕事です。足裏のディティールが細かいので堀直ししながらしっかり墨入れしましょう。部分塗装してもいいかもですね

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そして脚パーツの一覧です。太ももがモナカ割りですので合わせ目がでます。でも…スカートの中に隠れるので…合わせ目処理しなくて目立ちません。
それよりも、動力パイプのパーティングライン地獄が待っていますよ!
他のパーツと比較して、ディティールが少なくあっさりとした印象の外装です。ガリガリ新規モールド追加する予定です!

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完全にあんこ型力士の体系ですね。全身のスラスターのおかげで、こんな体系なのにめっちゃ機動性高いらしいです。中にいるシロッコさんの身体への影響が心配です。

 

頭部パーツ製作

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完全なモナカ割りです。セメントによる合わせ目けしを施します。モノアイはピンクのパーツで色分けされています。Hアイズ化するかは現時点で未定です

 

腕パーツ製作

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肩と前腕部がモナカ割りです。セメントによる合わせ目消しを施します。ちなみに合わせ目がでそうなパーツは、説明書でチェックして、先に合わせ目消しを施しておくと、他のパーツの製作中にセメントが固まってくれるので、作業効率が格段に上がりますよ!

 

はい、そして例のごとく腕の完成写真撮り忘れています。気が付いたのはスジ彫り施した後だったので…申し訳ありません

ここまでの印象ですが、でかい図体のわりにはサクサク組める親切設計です。素組&トップコートだけでも十分見栄えするディティールと存在感です。かなりの良キットです。
ま、今回はここからが本番です。ガリガリ新規モールドを彫って、メタルパーツ取り付けて、部分塗装して、デカール貼りつけていきます。

 

脚部のスジ彫り

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こんな感じにしてみました。
私が思うに、スジ彫りのデザインポイントは

「何かと平行にする」

だと思っています。特にパーツの淵のラインに合わせてスジ彫りのラインを決めるとそれっぽく見えると思います。

 

スカートアーマーのスジ彫り

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左右のスジ彫りを対象にするときは、デバイダーがあると便利です。デバイダーとは「どっちにも針があるコンパス」です。製図用の道具なのですが」、「同じ距離をはかる」のに非常に便利です。つまり、左側のラインをスジ彫ったら、パーツの淵などを起点にデバイダ―でラインの距離を測り、右側にしるしをつける…といった作業で簡単に左右対称のラインが引けます。
ちょっぴりお値段は高いですが、一つ持っていると色々はかどること間違いなしです。

 

胴体とリアアーマーのスジ彫り

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カエル顔の胴体に口を描いてみました。
リアアーマーはパーツの大きさの割にディティールが少ないので、大きくパーツ分割しているイメージでスジ彫りを加えてみました

 

腕のスジ彫り

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パーツの形状に合わせスジ彫っています。肩のスラスター周辺にもスジ彫り加えようと思ったのですが、曲面に平行なスジを加えるためには、それなりの道具が必要みたいなんで、今回は断念します。

 

今回のスジ彫りに使った道具

ガイドテープ

パーツに直接下書きした後、ガイドテープを張り付けてスジ彫りを施します。透明なのでパーツに描いた下書きが見えるので、テープの位置決めがしやすいのが特徴です。さらにスジ彫りに耐えられるだけの厚みと硬さがありますので、作業中にラインが寄れることもありません。

ケガキ針

張り付けたガイドテープに沿って、ケガキ針で浅い溝を掘ります。この溝をガイドにして、次でご紹介するラインチゼルで本彫りを施します。いきなりラインチゼルで彫ってもいいのかもしれませんが、ラインがよれることが多くうまくいきません。

ラインチゼル

ラインを引くためのチゼル(鑿)というだけあって、本当に綺麗にラインが引けます。ケガキ針のように彫り跡がガタガタすることもなく、綺麗な墨入れが可能です。お金持ちはスジ掘り堂のBMCタガネを買いましょう

 

ここからは完成品レビューです

 

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完成品の全身をぐるりと

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どこからどう見てもおデブです。が、不思議と不細工な印象はありません。むしろかっこよく見えます。このデザインバランスはどこにポイントがあるんでしょうね…?
今回追加したスジ彫りですが、ご覧のようにすべてのパーツにまんべんなく施しております。コーションデカールは敢て白にしてみました。目立ちはしませんが「よく見れば…」という控えめな感じが気に入っています

 

H完成品の部分アップ

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各バーニアの部分塗装ですが、内壁のみグリーンで筆塗しています。そこの部分は黒で重ね塗りしました。そのせいうか、「グリーン感」が全くない!アレだけ、目の疲労に耐えながら頑張ったのに得られたものが少なすぎ…

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フロントアーマーもエッジラインに沿ってスジボリを追加しています。使用しているメタルパーツは、小さなものが志賀昆虫社のインセクトピン3号、大きなものはガラスビーズのシルバーを使用しています。

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リアアーマーにもスジ彫り追加&メタルパーツでディティールアップしています。コーションデカールは大きめのものを左右非対称に配置してみました。

画像HGUC ジ・オ(ジ・O) 製作・完成品レビュー

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最も苦労したのが足回りのスジ彫りです。できるだけ左右対称にスジ彫りを施そうとしたのですが…中々難しいです。今後も精進が必要です。やっぱりスジ彫り治具作りながらじゃないと難しいですかね。

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ランドセル周りは、もともとディティール満載でしたので、比較的あっさり目のディティール追加にとどめています。

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肩腕回りも比較的あっさり目に。決してスジ彫りに飽きちゃったわけではありませんよ

 

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完成品のポージング&可動範囲

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もう、可動範囲という考え方はやめましょう。ジ・Oはそこにあるだけで存在感があるのですから。
無理やり種ポーズっぽい何かを撮影してみましたが、肘膝は直角程度までしか曲がりませんし、股関節の開脚&ロール回転もこれが限界です。

HGUC ジ・オ(ジ・O) 製作・完成品レビュー

隠し腕はマニピュレーターが360度回転しますので、意外に表情をつけることができます

 

本日は以上になります
HGとは思えない圧倒的なボリューム感!このキットはその一言に尽きます。手に持った時の重量感も、その姿そのままです。
キットの内容自体も非常に優秀です。肩・前腕以外に目立つ合わせ目は少ない(他のパーツに隠れるため)ですし、バーニアの色分けも細かくできています。スカートアーマーの裏打ちディティールは目を見張るものがあります。
今回は、ヤフオクでの販売を容易にするためにいろいろディティールアップを施しましたが、墨入れ&つや消しだけでも十分干渉に耐えられるだけのポテンシャルを持った良キットだと思います。

ただ…可動範囲は壊滅的なのでブンドド向きではありませんがね…

長文お読みいただきありがとうございました

 

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